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メンバー
修士

大野 健

Takeru OHNO

趣味・興味

・筋トレ
・アニメ
・写真(ホームページの写真を担当しました!!!)
・旅行

メッセージ

名前がOHNOなので、外国で自己紹介するときに"Oh, no"とややウケます

自己紹介・研究紹介

2022年度入江研の学生リーダー。

受賞歴


研究内容

Quantitative evaluation of mixed biomass burning and anthropogenic aerosols over the Indochina peninsula
using MERRA-2 reanalysis products validated by sky radiometer and MAX-DOAS observations

背景

近年、森林火災が世界各国で頻発しています。人為火災を含むバイオマスバーニング(BB)では、炭素質のエアロゾルや一酸化炭素を排出し、それらは地球の放射強制力・大気質の悪化・健康へ影響を及ぼします。そして、インドシナ半島では、乾季にBBが活発になり、加えて中国からの人為起源エアロゾルの影響も受けているため、エアロゾルの変動要因の定量的解明が重要です。

研究内容

本研究では、時空間的に均質なデータを使用するためにNASAの最新の再解析データModern-Era Retrospective analysis Research and Applications(MERRA-2)を使用しました。はじめに、BBが活発なタイ・ピマイのSKYNETサイトに設置されている地上観測機器を用いて、MERRA-2の大気質を評価する光学的パラメータ(AOD, AAOD, AEC)の精度検証を行いました。そして、季節変動要因の定量的解明のために、検証されたMERRA-2のデータを用いて季節変動解析並びにトレンド解析を行っています。

※再解析データ:観測とモデルを融合したデータ

期待される波及効果

本研究は、特にバイオマスバーニングが活発な地域における、エアロゾル再解析データの精度向上に貢献すると期待されます。

Ohno T., H. Irie, M. Momoi, and A. M. da Silva, Quantitative evaluation of mixed biomass burning and anthropogenic aerosols over the Indochina peninsula using MERRA-2 reanalysis products validated by sky radiometer and MAX-DOAS observations, Progress in Earth and Planetary, 9, 61, https://doi.org/10.1186/s40645-022-00520-4, 2022. 


 

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