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木更津高校の地学部の皆さんが来訪

こんにちは。入江研究室B4の溝渕です。
今年も木更津高校から、神谷先生と地学部の1年生の皆さんが来訪され、観測サイトの見学をされました。神谷先生は数年前は久世・入江・齋藤研に在籍していた大学院生でした。
今回は見学の様子と私が感じたことについて書かせていただきます。


見学の流れ

まずは入江先生から、研究室の紹介がありました。

その後は廊下に展示してあるPOTEKA POTEKA NET のサイネージディスプレイやスカイラジオメーターの紹介の後に、屋上の観測サイトを見学されました。

当日は千葉で37℃に迫る暑さでしたが、屋上での観測サイトの見学を行いました。
屋上では入江先生を始めM2の藤井さん、M1の野本さん、米谷さんが丁寧に説明してくださいました。地学部の皆さんが興味深く話を聞いている姿が印象的でした。

最後には学生部屋である407号室で「地学部の活動について」「大学受験について」など様々なことを語り合いました。(相手が地学部ということもあり、地学について少し語りすぎてしまったことは反省しております。)

感じたこと

ここからは、木更津高校地学部の皆さんとの交流で感じたことについてまとめます。

研究について

木更津高校地学部のみなさんがされている研究について伺っていると、高校生ながらとても深い研究をされていることに驚きました。Raspberry Piに搭載した測定器を用いた観測、その結果をもとに新たな知見を得ているという話には、とても刺激を受けました。
今回来られた4人のうち3人は文系志望ということもあり、「研究する」ということは最初で最後かもしれません。それでも研究に全力で取り組まれている姿勢は、本当に見習うべきだと感じました。それが高校1年生からできているのは羨ましいです。

何かに打ち込むことについて

今回いらっしゃった方との話で感じたのは「何かに打ち込む」ことの大切さです。木更津高校地学部の皆さんは「木更津市の天気予測」につなげるために研究されていると聞いて、非常に感銘を受けました。これはただ学問に対する好奇心を満たすだけではなく、自分たちの生活環境、そして地元コミュニティへの具体的な貢献にまでつながっています。高校生でありながら、その高度な目標意識と実行力は私たち大学生にとっても見習うべき点だと思います。
私の高校時代は、何も目標を持つことなく過ごしてしまった記憶が強いですが、これからは大学生、大学院生として何か一つでも深く探求し、それが社会貢献につながるような目標を持つべきだと改めて思いました。

地学について

最後に地学についてですが、ここで書くと少し長くなってしまいそうなので、別記事にまとめさせていただきたいと思います。

最後に

最後になりますが、今回の木更津高校地学部の皆さんの来訪は私たちにとっても大変良い機会でした。私を含め、その他の入江研究室のメンバーも新たな視点や刺激を得ることができ、大変有意義な時間となりました。
木更津高校地学部の皆さんのこれからのご活躍を期待しております。そして、いつかまた皆さんと交流できる日を楽しみにしています。ありがとうございました! 


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