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第29回大気化学討論会(2024) JpSAC Annual Meeting 2024 参加報告

10月9日~11日、第29回大気化学討論会が神戸大学統合研究拠点コンベンションホールで開催されました。入江研究室からは4名の学生が参加し口頭発表しました。

「黄砂に着目した日本のエアロゾルの長期トレンド解析」M1 押見 敏暉


「人為起源エアロゾルを用いた気候変動に伴う大気輸送場変動の検出可能性」D3 蔡 穎

2024年10月9日から11日まで、神戸で開催された第29回大気化学討論会に初めて参加しました。今回の学会では、多くの大気科学関連の学生や先生方と交流する機会があり、研究に対する貴重なアドバイスを数多くいただきました。特に、自分の研究に対するフィードバックを通じて、新たな視点を得ることができ、大変勉強になりました。
発表前は緊張が高まりましたが、実際の発表では冷静に進めることができました。これまでに積み重ねてきた発表練習が大いに役立ったと感じています。学会全体を通して多くの学びがあり、大変有意義な経験となりました。


「MAX-DOAS法を用いたコロナ禍を含む長期連続観測による日本の大気境界層中の二酸化硫黄濃度変動の要因解明」M2 米谷 颯太

大気化学討論会にて「コロナ禍を含む日本の大気境界層中の二酸化硫黄濃度の要因解明」という題で発表させていただきました。この討論会での発表は学部時代からさせていただいていて、3回目の参加でした。本討論会で学生優秀発表賞の入賞は逃してしまいましたが、先月マレーシアで開催された iCACGP-IGAC 2024でお会いした方々に日本で再会し、有益なアドバイスをいただくことができました。外部での口頭発表は次の気象学会が最後になるので、本討論会で得られたアドバイスを活かして入賞を目指します!そして、今回の討論会で入賞したサイエイさん、溝渕くんおめでとうございます!


「MAX-DOAS法による大気下層水蒸気濃度の水平不均一性の長期連続観測」M1 溝渕 隼也

今回、初めて大気化学討論会に参加させていただきました。これまでは主に気象に関する学会やセッションへ参加する機会が多かったのですが、今回初めて大気化学討論会で口頭発表を行い、大気化学の視点から貴重なフィードバックをいただくことができました。また、普段あまり接することのない大気化学分野の最新知見も学ぶことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。今回いただいたフィードバックを踏まえてより深い研究を進めていくことで、大気化学・気象両分野への貢献を目指してまいります。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


第29回大気化学討論会(2024): JpSAC Annual Meeting 2024 | 日本大気化学会

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