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AGU2024 参加報告

 12月9日から12月13日までアメリカ・Washington D.C. で開催されていたAGU2024(American Geophysical Union 2024)にM1の溝渕君と参加してきました。今回私は今回は「Long-term observations of planetary-boundary-layer mean sulfur dioxide concentrations by MAX-DOAS in Japan, including the COVID-19 pandemic period」という題でポスター発表させていただきました。私自身の最後の学会でした。研究内容を表すイラストを作成した甲斐あってたくさんの方々にポスターを見に来ていただけました。今まで参加させていただいたJpSACやJpGU、iCACGP-IGACなどの学会でお話しさせていただいた研究者・学生の方々と再会できただけでなく、国を超えて様々な有益なアドバイスを頂くことができ集大成にふさわしい濃い内容の学会でした。また、大気化学分野のみだけでなく地球科学の他分野の方々からも助言を頂けたことで今までとは異なる視点から自身の研究について考えるきっかけとなり、AGUならではの良さも感じられました。
 入江研OBで現在はGRASP SASにおいて研究者の一人として活躍されている桃井さんにもお会いすることができました。昼食におすすめのハンバーガー屋を紹介していただき最近の入江研の話題から研究の話まで幅広くお話しました。話が尽きず、この日は夕食も一緒に食べさせていただきました。研究について考えさせられたとともに笑いも絶えない楽しい食事会でした。海外での研究を経験されているからこそ持てる研究についての視点を教えてくださったことが印象的で、このような機会があるのも国際学会の魅力であると感じました。(M2 米谷颯太)


 今回、初めての海外学会であるAGUに参加させていただきました。そのスケールの大きさとエネルギーに満ちた雰囲気に驚かされました。ポスター発表ではさまざまな国籍の研究者の方々と活発な議論を交わし、多角的なフィードバックを得られたことで、研究の方向性がより明確になりました。また注目を集めている研究テーマやトレンドを直接肌で感じることができ、大変刺激を受けました。今後もこの経験を糧に、一層研究に邁進してまいります。(M1 溝渕隼也)
発表タイトル「Analysis of Horizontal Inhomogeneity in Lower Atmosphere Water Vapor Using Long-term MAX-DOAS Observations」


発表の様子

Analysis of Horizontal Inhomogeneity in Lower Atmosphere Water Vapor Using Long-term MAX-DOAS Observations

Shunya Mizobuchi1, Hitoshi Irie1 and Shingo Shimizu2, (1)Center for Environmental Remote Sensing, Chiba University, Chiba, Japan, (2)National Research Institute for Earth Science and Disaster Resilience, Storm, Flood and Landslide Research Division, Tsukuba, Japan


Long-term observations of planetary-boundary-layer mean sulfur dioxide concentrations by MAX-DOAS in Japan, including the COVID-19 pandemic period
Sota Kometani, Chiba University, Chiba, Japan, Hitoshi Irie, Center for Environmental Remote Sensing, Chiba University, Chiba, Japan and Alessandro Damiani, National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, Japan

OBの桃井裕広さん発表の様子

研究者として活躍されている先輩方と食事を楽しみながら~

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