分光計測の心臓部として、オーシャンインサイト社の高性能な小型分光器を主に採用しています。MAX-DOASシステムには裏面入射型UV高感度・高分解能ファイバマルチチャンネル分光器Maya2000Proをカスタマイズし、テレスコープ部等と組み合わせて使用しています。A/D分解能は16 bit。25マイクロメートルの入射スリットを採用。310~515 nmの範囲のハイパースペクトルデータ(素子チャンネル数2048)を高波長分解能(約0.2-0.4 nm)で計測することで、多成分の差分吸収分光解析を可能としています。