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M1

押見 敏暉

Toshiki OSHIMI

趣味・興味

趣味
・ドラム:大学から始めてハマりました。爽快感がたまらないです。実はピアノも15年くらいやってました。
・サウナ:おすすめは千葉大学北門側にあるビバークランドです。
・古着:70~90'sのレギュラー古着が好きです。

読書も好きです。今は伊坂幸太郎の砂漠を読んでます。

メッセージ

最近、早起きをするために久しぶりに珈琲を引いています。ベランダで飲むのが最高です。
でも本当はもっと寝ていたいです。

自己紹介・研究紹介

研究内容

黄砂に着目した日本都市部のエアロゾルのキャラクタリゼーションとトレンド解析

背景

健康被害や視程悪化を引き起こす黄砂の発生頻度や輸送量の長期トレンドは、日本においてその符号だけ見ても不確実的である。そこで本研究では、近年発生した2023年4月13-14日の黄砂イベントに着目し、千葉における黄砂飛来の事実確認及びその時の空気塊についてのキャラクタリゼーションを行った。また、黄砂の粒径と光学特性の特徴から、同地点における黄砂の長期変動についても解析を行った。

研究内容

千葉大学西千葉キャンパス屋上に設置されている地上観測機器を用いて、2023年4月の千葉におけるオングストローム指数、エアロゾルの光学特性、エアロゾル光学的厚さ、PM2.5、ブラックカーボンについて解析を行った。その結果、同時期では確かに黄砂飛来があったもののその飛来量は小さく人為的影響も限定的であったことが分かった。また、粒径が大きくかつ特定の光吸収を持つエアロゾルに条件を絞り、2005年から2023年までの黄砂飛来量について解析を行った。その結果、黄砂飛来量の有意な増減傾向を見ることはできなかった。

期待される波及効果

黄砂の長期トレンドを明らかにすることで、日本で発生する黄砂イベントへの対応策を立てやすくなることが期待される。今後は条件をさらに絞ることで黄砂の断定をより精密に行うこと、また、MERRA-2を用いて黄砂飛来方向・範囲の傾向を見ることを考えている。

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