Members

メンバー
M1

大塚 涼平

Ryohei OTSUKA

趣味・興味

・麻雀
友達から何か一口もらうとき「チー」と発声します🀄️
・ランニング
高校時代関東大会に出場していて、実は足が速いんですよ🏃‍♂️
・テニス
好きと得意は違いますね。上手くなりたい
・服
おしゃれと言うと喜びますよ
・ラーメン
かため・濃いめ・多めでお願いします。

メッセージ

おしゃべり大好きなのでかまってください修士は寂しい、、
研究室にてポケポケの対戦申し込みお待ちしております

自己紹介・研究紹介

受賞歴

卒業論文発表会優秀発表賞(2025年)

 

【過去のコメント記事】

千葉大学大学院入学式|入江研究室(地球大気環境研究室)

卒業論文発表会優秀発表賞を受賞 | 入江研究室(地球大気環境研究室)

防災科学技術研究所 (NIED)施設訪問 2024 | 入江研究室(地球大気環境研究室)

気象夏の学校2024参加報告 | 入江研究室(地球大気環境研究室)

学生主体の夏季勉強会について | 入江研究室(地球大気環境研究室)

東京大学の皆さんが来訪 | 入江研究室(地球大気環境研究室)

 

研究テーマ

地上リモートセンシングを用いた

大気境界層と自由対流圏の水蒸気連続観測

―極端降水現象予測精度向上に向けて―

背景

近年被害が深刻化している極端降水現象の代表例である線状降水帯は、組織化した積乱雲群によって作り出される線状の強い降水域がほぼ同じ場所を通過する現象であり、地球温暖化の進行とともに発生頻度が増加するとされている。線状降水帯周辺の三次元的な大気分布の理解は未だ不十分であり、予測精度の向上のために大気境界層から自由対流圏にかけての観測の重要性が高まっている。線状降水帯の予測精度向上の重要な例として、データ同化という手法がある。地上リモートセンシングの観測機器によって、大気境界層から自由対流圏にかけての水蒸気量の変化を高い時間分解能で観測し、データ同化に利用していくことが重要である。

研究内容

入江研究室において設置されている水蒸気観測機器としてMAX-DOASやCIMELサンフォトメーターといった地上リモートセンシング機器を組み合わせることで、様々な高度の水蒸気濃度を高い時間分解能で観測することが可能である。ラジオゾンデデータとの比較で、直接観測との精度の高さが示された。この解析で夏では大気境界層から自由対流圏にかけて高濃度の水蒸気が確認された。現状では線状降水帯の予測には大気下層の水蒸気観測の重要性が注目されているが、今後の研究でデータ同化に利用していくことで、大気中上層の水蒸気の観測の必要性を確かめていきたい。

期待される波及効果

線状降水帯予測精度の向上につながることで、日本で深刻な被害を生み出している災害を減らすことが期待される。

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