2025年12月23日(火)付の日本経済新聞朝刊(18面・サイエンス・フロンティア欄)に、入江仁士教授とD1溝渕隼也さんが9月に取材を受け、18日の日経電子版でも公開された研究成果が紹介されました。
本記事では、豪雨予測の高度化に向けて重要となる下層水蒸気の観測について、本研究室が進めてきた長期連続観測の取り組みと、その科学的意義が取り上げられています。観測データの蓄積により明らかになってきた大気中水蒸気の空間的な「ばらつき」が、今後の気象予測精度向上に果たす役割について紹介されました。極端気象の理解と予測精度の向上に資するもので、今後の防災・減災への貢献が期待されます。
なお、掲載記事は日本経済新聞電子版でもご覧いただけます。
水害招く線状降水帯、数時間以上前に予測へ 陸と空から水蒸気測定 – 日本経済新聞
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当センターの研究成果が日本経済新聞電子版に掲載されました(入江研D1溝渕隼也、入江仁士教授) | 千葉大学環境リモートセンシング研究センター