2025年6月9日(月)から12日(木)にかけて、香川県高松市のサンポートタワーで開催された国際学会「IWGGMS21(The 21st International Workshop on Greenhouse Gas Measurements from Space)」に参加しました。
本学会では、二酸化炭素やメタンといった温室効果ガスに関する研究が主に取り上げられ、特に衛星による広域観測に焦点が当てられていました。取得された衛星データの解析だけでなく、それらの信頼性や妥当性を検証する研究発表も多く見られ、他の学会と比べて非常に専門性が高く、独自の雰囲気を持つ学会であると感じました。
ポスターセッションでは、温室効果ガスのより正確な推定や新たな観測手法に関する発表が行われており、自身の研究にとっても多くの示唆を得ることができました。私が関心を持っているブラックカーボンとの関連性に着目してくれた参加者との意見交換もでき、有意義な交流の機会となりました。
このような国際学会に参加することで、日常の研究では得がたい新たな視点や気づきを得ることができ、今後の研究活動にとって大きな刺激となりました。