・競泳
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・お笑い
・簡単なアプリの開発(Swift)
・謎解き
<資格>
・ITパスポート
・基本情報技術者
・測量士補
・3次元CAD利用技術者試験2級
・応用情報技術者(勉強中)
(・技術士補 筆記試験免除)
「こめたに」と初めから読める人はまずいません。「こめ」のインパクトが強いせいか多くの人が「こめ」と呼んでくれます
MAX-DOAS法を用いた日本の大気境界層中の二酸化硫黄濃度変動の要因解明
SO2は健康被害や大気汚染を引き起こすだけでなく、太陽光を散乱・吸収することや雲の発生過程に関与することで放射収支に影響を及ぼし、気候変動を左右しているが、その見積もりには最大の不確実性をもたらしている(IPCC, 2021)。しかしながら、そういった特徴をもたらす濃度変動の要因は、とりわけ、高濃度が顕在化しやすい大気境界層中においては未解明である。そのため、大気境界層中のSO2濃度がどのように変動し、その要因を明らかにすることは重要である。
本研究では、SKYNETのサイトである仙台・つくば・千葉・春日・福江の5地点に設置されている多軸差分吸収分光法(MAX-DOAS; Multi-Axis Differential Optical Absorption Spectroscopy)による観測を行った。次にそれぞれのサイトでSO2濃度の日中央値が最大であった特異な日についてHYSPLIT(Hybrid Single-Particle Lagrangian Integrated Trajectory)によるバックトラジェクトリー解析を行い、濃度増大の要因を調べた。風向の解析や機械学習を用いて濃度変動についての考察も行っている。
空間代表性が高い大気境界層中の濃度変動を明らかにすることで、数値モデルの評価やデータ同化等応用研究への活用が期待される。