News

ニュース
IRIE LAB MAGAZINE

「お天気フェア2024 つくば」に参加してきました

こんにちは。入江研究室M1の溝渕です。

7月31日(水)につくばにある気象研究所で開催された「お天気フェア2024 つくば」に参加してきましたので、その際の様子を共有させていただければと思います。

お天気フェアは、全国各地で施設一般公開を兼ねて開催されています。

まずは高層気象台でアメダスと高層気象施設の見学ツアーへ参加しました。

こちらの画像の白い気球のようなものは「ラジオゾンデ」と呼ばれるものです。

ラジオゾンデは、気球に取り付けて飛ばし、高層大気の気温・湿度・気圧などを測定し、測定値を無線で地上に送信する装置で、1日2回大気を直接観測しています。地表から上空の大気の高度ごとの情報を得る方法としてとても重要です。

私が研究で用いているラジオゾンデ館野はここから放球されているのか!と思うと感慨深い気持ちになったと同時に、ラジオゾンデ観測の苦労話などもお聞きできたことで、そのような観測があることは当たり前じゃないということを実感しました。

また、私が研究で用いているMAX-DOASつくばが設置されている気象研究所の屋上も眺めてきました。

研究を始めてもうすぐ2年近くなるのですが、つくばで実際に観測が行われているところに足を運ぶのはこれが初めてのことでした。

もともとは、アウトリーチへのヒントを得るという目的で参加させていただいたイベントだったのですが、今回のイベントを通じて「観測があることのありがたさ」を改めて実感することができました。

そのような観測に感謝しつつ、できる限り多くの解析を行い、気象分野の発展に貢献することが大学院生としての役割だと感じています。これからも研究に全力を注ぎます。

最後になりましたが、イベントにはB4横田くんが愛してやまない気象庁のキャラクター「はれるん」もいましたので、はれるんの写真を投下してこの記事を締めたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

Back to index

© 2022 Irie Lab.